そもそも表具は、経巻、書画などを保護・装飾することが始まりと言われています。
例えば、博物館や美術館で目にする年代物の掛け軸や巻き物は、50~100年周期で本紙を支える裏打ち紙の打ち替えを行う事で、この高温多湿の日本で起こりやすい湿気、黴による腐食や虫害による損傷から和紙製という脆弱な文化財を何百年も守り、維持、保存されているのです。
そして維持、保存していくのは皆さんの手元にある掛け軸などについても同じです。
50年後にも残せる様に。100年後にも残せる様に。
ただ見た目を整えるだけの修復では、納品時には綺麗に仕上がっていても数年後にも同じような傷みが出てきてしまいます。さらに「将来の修復」を考えないで作業してしまうと、後々の修復時に安全に作品を修復出来なくなってしまいます。
表具の修復には、伝統的な技術、匠の技、そして長年の経験がもたらす観察力と幅広い知識が必要となります。
古くなった、汚れてしまった表具の修復、責任を持って行います。ぜひ長谷川表具店にお任せ下さい。
代表取締役
長谷川 敏幸
修復をご依頼の作品を直接弊社までご持参下さい。
新潟市内からのご依頼につきましてはお伺いして作品をお預かりする事も出来ます。お気軽にご相談下さい。
お見積もりは実際に作品を拝見した後からのご提示となります(作品の状態によって修復の作業内容が変わる為)。
お手数ですが、まずは作品をご持参下さい。
作品を拝見させて頂いた後、修復作業内容・お仕立・納期など打合せの上、お見積りを作成します。
ご来店にて修復した作品をご確認頂きます。
納品後、代金をお支払い頂きます。
以下の2種類をご用意しております。ご希望のお支払い方法をお申し付け下さい。